お子様の大切な歯を守ります
乳児・小児の歯科医院による予防治療
お子様の歯が生えてきた!!
子供の歯が生え始めたら・・・・
歯は生えた時からムシ歯の危険にさらされています。
そしてさらに乳歯は発育期の成長にかかわるだけでなく、永久歯に影響し、一生の健康を左右します。
だから、痛み出してからの治療に苦労するよりも、定期的な検査による早期発見や予防的な処置が大切です。
当院では、乳児・小児の予防歯科として
小児歯科学での博士号の学位を持つ歯科医師の指示のもと
- 保健指導( 歯垢のチェック、歯みがき・デンタルフロス、間食etc. )
- お子さんの「こころを配慮」した、無痛的・清潔・安全・確実な治療
- 必要に応じて、お子様の健康状態を把握するための「かかりつけ医師」との連絡
- スポーツ大好きなお子様のお口の外傷を予防する「(カスタム)マウスガード」の作製
- 虫歯になりにくい環境を作るためのフッ素塗布やシーラントの施術
フッ素塗布ってなに?
フッ素塗布とは、歯のエナメル質の結晶性を高め、エナメル質が生えたあとの歯を強くなることを助けます。
またむし歯になりかかっている歯の再石灰化を助ける効果があり、生えたての歯のほうが、取り込みがよいので、効果的です。
フッ素は、自然界にも多量に存在しますが、過剰摂取により、慢性中毒、急性中毒を起こします。致死量は、乳幼児(体重10キロ)では、約535グラムといわれています。体重1キロあたり、1.35~1.8ミリグラム以上フッ素を摂取すると、悪心、嘔吐、腹痛、下痢などの急性中毒症状が認められます。
しかし、実際にフッ素塗布するときに使用するのは、薬品として約2ミリリットルなので、その中のフッ素の量は、0.4ミリグラムで、そのうち、体の中に入る量はごくごく微量と思われるので、安全な薬品です。
いつからフッ素塗布は出来るの?
幼弱な歯の方がフッ素の取り込みは良くなるため、乳歯生え始めや永久歯の交換時に最も大きく効果が現れます。
当院では乳歯がある程度生えそろう1歳頃からの塗布を行っておりますが、フッ素塗布だけでなく歯についての相談や、歯磨き指導を合わせて行っておりますので乳歯が生え始めたら予防歯科の適応です。
シーラントってなに?
臼歯の歯の溝は深く、複雑な形態をしています。そのため、歯ブラシでは取りきれないプラークが侵入し、虫歯になることがあります。そこで、あらかじめ溝を塞いでしまうのがシーラントです。シーラントにはフッ素除放性という、徐々にフッ素が放出されて歯を強くしたり、除菌をする効果もあります。
■シーラントの適応
生えて間もない永久歯(6歳~13歳頃)
生えて間もない永久歯はまだ歯質が弱いので、虫歯になりやすくなっています。また乳歯が永久歯に生えかわる時期は、ブラッシングが困難です。
きちんと生えるまで1~1年半かかるので、その間は他の歯よりも背丈が低く、歯肉が歯の一部を覆っています。そのためプラークの侵入を防ぐことが難しく、清掃も困難なので、シーラントをしておくと安心です。
乳歯の奥歯(3歳~4歳頃)
家族に虫歯が多い場合や、虫歯になりにくい前歯がすでに虫歯の場合など、リスクが高い場合はシーラントをすると効果があります。
小さい頃から歯科医院に慣れるメリット
虫歯になりにくい歯を作る!
定期的にお口の中をチェック+フッ素塗布をすることで虫歯になることを防ぎます。また歯磨きの仕方、仕上げ磨きのアドバイスも衛生士よりレッスンを受けることにより虫歯になりにくくします。
必要に応じて「シーラント」(歯の溝を埋めて虫歯になりにくくする処置)も行います
歯医者さんに慣れよう!
お母さんと一緒に診療台に座る→一人で診療台に座る。お口のチェックや歯磨きをしてもらって歯医者さんが怖いところではないことを知ってもらいましょう。
虫歯になって治療になったときにもスムーズに治療ができるようになります。
虫歯になっても小さいうちに発見できます。
小さい虫歯なら痛くなる前に治療ができてお子さんもお母さんも先生も安心。痛くなってから歯医者さんでさらに削られるのは不快なもの・・・・。
ちいさい虫歯なら簡単な治療で済みますよ。