大泉学園、齋藤歯科医院のDr.Satoshiです。
高齢者、ご自身でなかなか歯磨きをできない、しない方にとって。
「口腔ケア」は非常に重要な位置づけになります。
口腔ケアとは、広い意味では、口腔清掃、歯石の除去、義歯の調整・修理・手入れ、簡単な治療などにより口腔の疾病予防・機能回復、健康の保持増進を促し、ＱＯＬ(生活の質)を高める事を目標と下技術であり、狭い意味では先に挙げました口腔清掃や歯石の除去を指します。
なぜ口腔ケアが非常に重要かといいますと、
口腔内には虫歯菌の他、様々な最近が存在します。
高齢者になると、唾液の量が低下しお口の中に残った食べかすがいつまでたっても残っている状態になります。
唾液の中には抗菌成分も入っているのですがこれらが無いため最近は繁殖し放題。。。
また、ご高齢になると「誤嚥」、つまり誤って気管に飲み込んでしまう事を起こします。
お口の中の最近が食道に落ち、胃に入れば胃酸によってほとんどの菌は死滅します。
しかし、肺に入ってしまったら・・・・・・
「誤嚥性肺炎」を起こす事になります。
高齢者は嘔吐反射や咳嗽反射がともに低下していることが多く
睡眠中に口腔 常在菌を誤嚥しやすくなります
ですので、ご家族の方、もしくは専門の衛生士によるケアがとても大切になります。
当院では現在通院可能な高齢者の方に積極的に衛生士による口腔ケアを行っております。
ご自宅でもある程度は可能ですし十分予防効果はありますので実践する事をお勧めします。

東京都練馬区東大泉４−１−１０
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