週末の講習会から

2013.04.08

大泉学園北口　齋藤歯科医院のDr.Satoshiです。

日曜日は、大阪大学教授の前田芳信先生の講習会に参加して参りました。

テーマはIOD(Imprant Over Denture)
先日ブログでアップしたタイムリーな話題です。
これまでのインプラントを用いた欠損補綴の考え方は、
主として固定性の上部構造を目的としたものが多く、
条件によっては機能性、審美性を高度に回復することができるようになっています。
しかし一方では、解剖学的な条件、全身的な条件、あるいは経済的な条件から
複数回におよぶ外科的な処置や多数のインプラント埋入ができない症例も
多くあることは事実です。
インプラントオーバーデンチャーの考え方をうまく利用する事により
限定された本数のインプラントやミニインプラントを用いて
長期に安定した補綴処置を行うことが可能かとおもいます。
精密な入れ歯を入れる事で噛み合わせを回復する事は可能ですが
選択肢の一つとしてご提案できるよう、よりエビデンスの高い治療をめざしていきます。
来週は義歯の講習会へ今月は盛りだくさんです。