従来のセラミッククラウンは金属の裏打ちの上にセラミックを

盛り上げる形で作成されておりました。

『オールセラミッククラウン』と呼ばれるものの一つに分類され

一切の金属を用いないため、自然な光の透過生を持つ優れた美しさと

金属アレルギーの心配もないのが特徴です。

従来は噛み合わせの面を白くするためにポーセレン（セラミック）
を盛っていましたが、食いしばりや歯軋りの強い方だと
すり減ったり、欠けたりすることがありました。
この症例では噛み合わせの面がジルコニアで作製されているため、
そのような心配もなく審美的・機能的にも優れる補綴物となります。

３DプリンターのようなCAD/CAMマシンの普及により
デジタルな補綴物が増えてきましたが
一番重要になるのは「噛み合わせ」です。
きちんとした診断により噛み合わせ（機能）の合った補綴物を
作製することが私たちの使命であることを忘れずに治療を行って参ります。
 
大泉学園　齋藤歯科医院