コラム:おとがい神経の側枝について

201710月18-12-12-00-631

連日の雨もひと段落、ちょっと肌寒い大泉学園の朝です。

ちょっと今日はコラム的なものを。

インプラントの埋入手術の際は当院では100%

院内にてCT撮影を行っております。その理由のひとつに

レントゲンには写りにくい診断項目があること。

「おとがい神経の側枝」

おとがい神経は下顎の骨の中を走行し、小臼歯あたりのところで

頬側に開口している神経です。

この開口はおとがい孔とよばれ

通常一つなのですが、まれに枝状に別れることも

いn

不幸にして奥歯を2歯失ったケースです。

レントゲンでは非常にわかりにくいのですが、おとがい孔は

CT上でこのように映ります

201710月18-11-29-29-539

赤いのが神経。頬側に出ているのが、おとがい孔です

大きい神経なのでこのようにマーキングしてインプラントがぶつからないように

避けていきます。

断面図で見ると

201710月18-11-30-11-638

左側に線が入っている青く囲まれた部分となります。

しかし、断面図を精査すると、これとは別に

手前のところにもう一つ

4 copy

ここまで明らかなのは非常に珍しいのですが、レントゲンだけでの読影は

かなり難しいと思います。

もし、神経を損傷させてしまうと、麻痺が出る可能性があります。

201710月18-12-12-00-631

これよりパソコン上で精密な解析を加えて、ガイドステントを作成

安全なところにインプラントを埋入するように治療計画を立て

351-20171018

手術時間はおよそ30分。切開もせずフラップレスサージェーリー

にて十分な固定を取ることができたので1回法にて終了。

当然、しびれや大きな腫れもなくこのまま骨と生着を待つ状態となりました。

インプラントは外科手術となるためより安心で安全な治療が必要となります。

精密な治療計画を行うこと、これには結構時間がかかりますが

これにより手術時間と患者さんの苦痛は大幅に減らすことができるようになりました。

大泉学園 齋藤歯科医院

関連キーワード:歯科・歯医者
by齋藤歯科医院
・公式ホームページURL  http://www.saiodc.net
・東京ドクターズ(院長の紹介が記載されています)http://nerima-doctors.com/
診療時間
月曜日〜土曜日 8:40〜12:00 14:00〜17:30
但し、火曜日・水曜日は 19:30 まで延長して診療を行っております
日曜/祝祭日は 休診となります