ノンクラスプデンチャーを用いた臼歯部の補綴

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夏休みも終わり、今日から9月。

大泉学園周辺でもランドセルを背負って大きな荷物をもった

小学生が元気に登校しています。

今日は、大臼歯を残念なことに失ってしまったケースを供覧します。

他院にてインプラントしか方法がないと言われ、当院のホームページを見て

他に方法がないかということで来院されました。

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左下の奥歯2本が無くなってしまったケース

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欠損補綴の治療方法としては、①義歯による補綴 ②ブリッジによる補綴 ③インプラントによる補綴がありますが、

今回のケースが奥歯が2本ないのでブリッジによる補綴は難しいため

2つの選択となりますが、インプラントは外科手術を伴うため

ちょっと・・・・ということで

義歯を選択していただきました。

通常の保険適応の義歯ですと、金具が出てしまうため

金具を用いない「ノンクラスプデンチャー」というバネのない入れ歯

を選択していただき、

なるべく見た目に綺麗で、快適な義歯を作るように設計を行いました。

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ノンクラスプ義歯とは、通常金具を用いて入れ歯を維持する部分を

樹脂を用いることでなるべく自然な装置で作れます。

上の写真は今回用いたノンクラスプ義歯ですが、

内側に入る部分にかんしては見えないため、なるべく軽く薄く快適にできるように

チタンを用いた金属床とさせていただき、腐食防止のためイオン加工を施しました

(チタンは経年変化として酸化チタンとなるため黒ずんできます)

また、樹脂に関してもここ最近で進化し「アルティメット」という素材を

用いており、透明度が高いため歯茎の色に非常にぴったりと合い、

物性としても折れたり変形したりが非常に少なく適合も改善れました。

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ノンクラスプ義歯を装着。パッと見はわかりませんね。

装着感は内側が金属となるため薄く、熱も伝えますから非常に快適になります。

強度のことを考えるのであれば、反対側まで金属のバーを通すことが正解かと

思いますが、患者さんのQOL(生活の質)を考え、なるべく内側の金属を前方

へ広げることにより噛んだ時の力を支えれるように工夫を行っております。

残っている歯への負担、快適さを考えればインプラントが正解かもしれませんが

患者さんの体調、思考、希望を考え、様々な方法を提案していく上での選択を

いただきました。

本日、最後の調整にいらしていただきましたが、問題なくなんでも噛めると

お喜びをいただき、歯医者冥利につきるところであります。

大泉学園 齋藤歯科医院

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